地方自治体の観光・シティプロモーション担当者の皆様は、限られた予算・人員体制の中で、地域の魅力を継続的に発信し、来訪者の増加と地域内での経済循環を生み出すことが求められています。
しかし、多くの地域で共通する課題として、魅力はあるのに「伝わらない」、伝わっても「記憶に残らない」、訪れても「愛着に育たない」という “地域価値が定着しない” という問題があります。視覚・聴覚に偏った情報発信だけでは、他地域との差別化が難しく、記憶に残りにくいのです。
目次
「香り」は、地域の魅力を“記憶に残る体験”へ変えるメディア
嗅覚は五感の中で唯一、感情と記憶を司る脳領域に直接作用します。
一度経験した香りは、時間が経っても“その時の風景や感情”を呼び戻す力を持っています。
そのため、香りは地域の魅力を「思い出せるもの」にする、観光体験を「記憶として定着させる」、市民に「誇りと帰属意識」を育てる、という、地域ブランディングに不可欠な価値を提供します。
私たちプロモツールの香りブランディングが目指すもの
私たちは、単に香りをつくる会社ではありません。
地元の植物・工芸・素材を活かした香り設計、地元作家・産業との協働による製品化・物販展開、市民参加型プロセスによる“共創型ブランディング”。
これらを通じて、香りを地域文化・産業・市民の誇りをつなぎなおす「媒介」としてデザインします。
その結果、香りは、地域が持つストーリーを“手に取れる形”に変換する媒体となるのです。
事例:北海道むかわ町 ― 復興の象徴を「香りの記憶」として未来へ
2024年、当社は北海道むかわ町および地域商社 M Dino と共同し、むかわ町を象徴する恐竜化石「カムイサウルス・ジャポニクス(通称:むかわ竜)」に着想を得た、オリジナルアロマとアロマミストを開発しました。
この香りには、むかわ町の町木・アカエゾマツ精油を使用。町の自然と復興のストーリーを「香り」として表現した唯一無二のブランディングです。
さらに、香りは町民参加型投票によって選定。「行政主導」ではなく「まち全体でつくるブランド」へと昇華させました。
香りが生み出した価値
- 復興の象徴「むかわ竜」の物語を、誰もが触れられる体験へ
- 町民自らが選んだ香りにより、シビックプライドを醸成
- 香りによる地域アイデンティティが確立
- 持ち帰れる“町の記憶”としての香りグッズが誕生
むかわ町は今、さいたま市などとともに「香りを持つ自治体」として全国でも先駆けの存在となっています。
むかわ町事例:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000023783.html
さいたま市事例:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000205.000023783.html
品質と安全性 ― 公共空間に導入できる香りの基準
当社は、ガスクロマトグラフィーによる成分分析を行い、香りの安全性と公共施設導入レベルの品質を担保しています。
また、調香は日本有数の調香師が担当し、香りを「感性」だけでなく「科学」と「ストーリー」で設計します。
地域の未来に、香りという“記憶資産”を
視覚で飽和した地域プロモーションの次の時代は、体験し、思い出し、語られる “記憶のブランディング” です。
香りは、その中心となるメディアです。
プロモツールは、地域が持つ固有の魅力を、香り × 地元素材 × 市民参加 によって、未来に残る資産へと変えていきます。
まずはご相談ください
地域の特徴に合わせた香りデザインをご提案いたします。
詳細・お問い合わせはこちらから
担当:営業部 松岡
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