記憶に残る理由とオリジナル香りの資産化戦略【2026最新】 脱・海外ブランド依存、アロマを“資産”に変える3つの視点

ザ・リッツ・カールトン東京のグリーンシトラス(グリーンティー+レモン+ローズ+アンバー)、アマン東京の静謐な和の香り(ヒノキや白檀ベース)、マンダリン オリエンタル東京のオレンジ+イグサ+アンバー、コンラッド東京のExperience(ユズ+ベルガモット+ラベンダー)など、ロビーに入った瞬間にふわりと漂う香りを覚えていますか?

これらの香りは「ただ良い匂い」ではなく、ホテル独自の記憶のスイッチとして設計されています。もし答えが「NO」であれば、それは本来”思い出され続けるはずのブランド体験”を取りこぼしている状態かもしれません。

現在、日本の高級ホテルの多くが採用している「海外製・業務用ディフューザー」による空間演出には、構造的な限界があります。本記事では、単なる「良い匂いの演出」を脱却し、香りをそのホテルだけが持つ「記憶のスイッチ」として活用することで、競合との差別化と新たな収益源を生み出すための戦略を紐解きます。

視点1:なぜ「海外ブランドの香り」では差別化できないのか


真のラグジュアリーとは、借り物の威光ではなく、「その土地、そのホテルでしか体験できない文脈」を提示することです。「有名ブランドのバスアメニティを置けば高級」という時代は終わりつつあります。

多くのホテルが同じような海外ブランドの業務用香料やアメニティを採用した結果として「どこかで嗅いだことのある香り」になり、そのホテルならではの印象が残りにくくなっています。さらに、海外で好まれる重厚な香りは、日本の湿度環境では強く感じられることがあります。

実際に海外製ディフューザーを多く採用していたホテルでも、最近はオリジナル回帰が進んでいます。

  • ウェスティンホテル東京:従来のホワイトティーをさらに日本向けに調整
  • グランドニッコー東京 台場:日本庭園をイメージした和の調香(プロモツール導入事例)
  • ホテルニューグランド:山下公園の緑と海を想起させるハーバルフレッシュ(プロモツール導入事例)

日本の四季や障子・畳といった空間美に調和する『引き算の調香』こそが、国内の高級ホテルには求められています。

ホテルの歴史、インテリア、顧客層に合わせてゼロから設計された「オリジナルの香り」こそが、顧客の記憶にアンカーを打つ「見えないロゴマーク」となります。これは「プルースト効果」と呼ばれ、香りが記憶や感情を強く呼び起こす現象として知られています。

視点2:香りを「コスト」から「収益源」に変えるグッズ展開


オリジナルアロマの導入を「空間演出コスト」として捉えるのは非常にもったいない視点です。成功しているホテルは、香りを「持ち帰れる体験(グッズ)」へと昇華させています。

ロビーで感じた香りに感動したお客様が、その香りのルームスプレーやバスアメニティを購入し、自宅で使用する。成功ホテルでは、以下のようなグッズが売上を伸ばしています。

  • ルームスプレー:滞在後に購入 → リピート予約率向上
  • リードディフューザー:客室販売で高単価(数千円〜1万円超)
  • ピローミスト・ハンドクリーム:アメニティとして差別化 → 口コミ増加
  • バスアメニティ一式:チェックアウト時に購入誘導

実際に、オリジナル香りグッズの売上が年間数千万円規模に達する事例もあります。つまり、香りのオリジナル化は、単なる空間演出ではなく、ロイヤルティ向上と物販収益(アップセル)を同時に実現する投資なのです。

ホテルオリジナルのアロマグッズ(ルームスプレー・ディフューザー・ハンドクリーム)が並ぶショップディスプレイ

視点3:「空間」と「肌」の間にある”見えない壁”を突破する


しかし空間用の香りを、そのまま化粧品に使うことは簡単ではありません。空間用のアロマオイル(雑貨)と、肌に触れるシャンプーやクリーム(化粧品)では、薬機法(医薬品医療機器等法)による厳格な品質管理が求められます。

この高い壁を越えられず、結局『ロビーと客室のアメニティで香りがバラバラ』というブランド毀損が多くの現場で起きています。ここで重要になるのが、「感性」だけでなく「科学と法務」の裏付けです。

課題を突破する「サイエンス」と「一気通貫」のパートナーシップ


では、この壁を越えられるパートナーはいるのでしょうか。実際に、この両立ができる企業はごくわずかです。

香りの成分分析(ガスクロマトグラフィー)と薬機法対応OEMの両方をワンストップで対応できるパートナーが不可欠です。日本国内でこの領域に強い企業の一つがプロモツール株式会社で、以下のような実績があります:

  • 日本航空(JAL):全ラウンジのオリジナルアロマ(檜+柚子ブレンド)
  • 万平ホテル:クラシックホテルの品格を香りで表現
  • ホテルニューグランド:クラブフロアの季節調香
  • 奄美大島・富良野:高級リゾートへの導入

調香師がガスクロマトグラフィーでホテル向けオリジナルアロマの成分を分析している様子

● 香りを”感覚”ではなく”数値”で管理する体制

「いい香り」という主観だけでは、不特定多数のお客様を迎えるホテルの安全性は担保できません。プロモツールは、ガスクロマトグラフィー(成分分析装置)を駆使し、香りを化学的に分析・管理しています。

  • 安全性の可視化:アレルギー物質や刺激性を徹底管理。
  • 品質の安定化:ロットごとの香りのブレを科学的に防ぐ。

この「科学的アプローチ」があるからこそ、海外VIPや小さなお子様連れのお客様にも、自信を持って空間を提供できるのです。

● 日本有数の調香師による「香りを崩さない」技術

プロモツールは、空間演出のプロであると同時に、化粧品製造やOEMのノウハウを持っています。日本トップクラスの調香師が設計した繊細な香りのニュアンスを損なうことなく、規制の厳しいシャンプーやボディソープ、物販用グッズへと落とし込む技術があります。

企画から薬機法対応、製造までをワンストップで完結できるため、担当者の負担を最小限に抑えつつ、一貫したブランド体験を構築可能です。

● 一流ホテル・企業への豊富な導入実績

ブランド価値を最優先する日本航空、万平ホテルなどの一流ホテルやリコーなど大手企業から継続的に選ばれています。「失敗できない」プロジェクトだからこそ、確かな実績を持つパートナーが必要です。

貴ホテルの香りを、収益を生む「資産」へ


海外製ディフューザーの「消費する香り」から、プロモツールと共に創る「資産となる香り」へ。確かな安全性と科学的アプローチ、そしてOEM展開による収益化まで。

まずはご自身のホテルが今使っている香りを分析し、「日本人の感性に合っているか?」「物販化可能か?」をチェックしてみてください。興味があれば、プロモツールの『香り資産化・無料診断』も有効な一歩です。

相談・診断は無料です。将来のために、まずは現状把握から始めてみませんか。

詳細・お問い合わせはこちらから 
担当:営業部 松岡

 

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執筆者のご紹介

緒方 健介

Kensuke Ogata

プロモツール株式会社  代表取締役社長 同志社大学経済学部卒業、青山学院…

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