高級ホテルの”記憶に残る香り”とは?オリジナルアロマで差別化するブランディング戦略と実例

高級ホテルが独自の「オリジナルアロマ」を導入する動きが加速しています。高級ホテルの香りとは、単なる空間演出ではなく、ブランド価値を五感で記憶させるための重要なブランディング要素です。

本記事では、なぜ高級ホテルが香りを重視するのか、その戦略的背景と、導入において不可欠な安全性・品質の基準について解説します。

高級ホテルのロビーでオリジナルアロマが広がる様子

1. なぜ高級ホテルは「香り」にこだわるのか?―オリジナルアロマ導入が進む理由―


かつては高級ホテルにおいては”上質な香り”自体が差別化要因でしたが、今や五つ星ホテルでは”高品質な香り”は最低限の前提条件となっています。

いま高級ホテルに求められるのは、「絶対的な安全性」を担保した上で、ブランドの哲学をいかに多感覚で表現するかという高度な戦略です。香りは、視覚や聴覚以上にダイレクトに「感情」や「記憶」に訴えかける力を持っています。これを活用することで、ホテルと顧客の間に強力な心理的結びつきを築くことが可能です。

● ブランドアイデンティティの確立:「この香りは、あのホテルの香りだ」という直感的な認識を生みます。

● 顧客体験(CX)の深化:滞在の質を高め、ブランドへのポジティブな印象を深く記憶に刻みます。

● 非言語的な差別化:言葉や広告では伝えきれない「格調」や「安らぎ」を一瞬で伝えます。

主要な事例

  • 日本航空(JAL):国内全ラウンジにて、檜や柚子の和精油をブレンドした香りを採用。
  • グランドニッコー・ホテルニューグランド:伝統や立地に合わせた独自の調香で、唯一無二の滞在体験を提供。
  • 万平ホテル:130年を超える歴史とクラシックな品格を、選び抜かれた芳醇な香りで表現。滞在客の記憶に「名門の記憶」を刻んでいます。
  • パレスホテル東京:PURE TRANQUILITY(清涼な森林系)。
  • コンラッド東京:Experience(柚子・ラベンダー系)。

2. 高級ホテルの香りで最も重要な「安全性」と品質管理


不特定多数が訪れる公共空間において、香りの導入には極めて高い安全基準が求められます。安易な導入は、アレルギー反応や「香害」を招き、ブランド毀損のリスクをはらみます。

  • IFRA(国際香粧品香料協会)への準拠:国際的な安全基準を満たした香料選定。
  • 空間設計に合わせた拡散技術の採用:ロビー、客室、スパなど、場所ごとに最適な濃度を維持するテクノロジー。
  • 一貫した品質保持:季節や環境に左右されず、常に同じ質で香りを届ける運用体制。

3. 知識と経験豊富な「調香師」が不可欠な理由


ブランドイメージを正確に香りに落とし込むには、テクノロジー(技術)、サイエンス(化学)、アート(感性)を熟知したプロフェッショナルが必要です。

調香師がホテル向けオリジナルアロマを調合している様子

プロの調香師は、単に「良い香り」を作るだけでなく、空間の広さ、換気システム、ターゲット層の嗜好、心理的効果などを多角的に計算して設計します。この専門性が、ブランドの信頼性を支える土台となります。

4. なぜ、妥協を許さない一流ホテルは「プロモツール」をパートナーに選ぶのか


「拡散技術の微調整」と「グッズ展開への一気通貫」。

この2つの課題を解決できる稀有な存在が、株式会社プロモツールです。

なぜ、失敗の許されないナショナルクライアントや一流ホテルが同社をパートナーに選ぶのか。その理由は「完全国産」と「科学的アプローチ」にあります。

① 機械も香りも「完全国産」。だから実現できる「100%の空間制御」

プロモツールは、香りを作るだけでなく、アロマディフューザー本体も国内で自社開発・製造しています。

これにより、海外製機器では不可能な、日本のホテル空間に合わせた極めて繊細なコントロールが可能になります。

● 空間の均質化を実現する安全設計の拡散技術

プロモツールでは、シロッコファン方式(風を効率的に送るファン方式)を採用し、香りの粒径を5〜9μmに制御することで、成分を肺の奥(肺胞)まで届けない安全設計を貫きつつ、粒子を気流に長時間滞留させます。これにより、噴霧口付近での過剰な刺激を抑え、広大なロビーでも「どこにいてもムラのない」心地よい芳香を実現しています。

不特定多数が利用する高級ホテルやラウンジなど、公共性の高い空間においても安心して使用できる、安全性を最優先に考えた拡散方式です。

● 現場完結型のきめ細かな微調整と運用サポート

「エントランスから5m地点の香りをやや強めたい」といった要望に対し、風量・噴霧間隔のプログラミング調整や設置位置の最適化を、専任スタッフが現場で行います。

空間構造や空調環境を踏まえた実地調整により、導入後も常に最適な香り環境を維持します。

海外代理店任せではなく、日本の会社で完結してサポートできるからこそ、常にベストな空間品質を維持できるのです。

② 感性を数値化する「ガスクロマトグラフィー」の科学

高級ホテルにとって最大のリスクである香料「安全性」も、感性任せにはしません。

プロモツールは、自社内にガスクロマトグラフィー(成分分析装置)を完備し、すべての香料を分子レベルで分析・管理しています。アレルギー物質や刺激性の有無を感性(主観)だけでなく科学的データ(客観)で立証しているため、世界基準の安全性が求められる外資系ホテルやVIP施設にも自信を持って導入いただけます。

③ 「JALオリジナルアロマ」の実績が証明するブランド構築力

その実力は、日本航空(JAL)様の事例で証明されています。

空港のラウンジは高い安全性を求められる機内同様の基準があります。そのような場所で安全性を満たしつつ、空間演出のために制作したヒノキやユズの香りは、その質の高さと人気から、エアミストなどの商品として販売されました。

プロモツールは、空間演出のプロであると同時に、化粧品製造やOEMのノウハウを持っています。

空間演出用に開発した繊細な香りを、成分規制の厳しい化粧品(シャンプー・ボディソープ)やルームフレグランスへ、寸分違わぬクオリティで再設計する「一気通貫の技術力」を保有しています。

5.「香りのロゴ」がもたらす、持続可能なブランド資産としての価値


貴ホテル独自の「香りのロゴ」は、宿泊客の記憶に深く刻み込まれ、滞在後の再訪を促す強力なブランド資産となります。目に見えないからこそ、その香りはホテルの格調やホスピタリティを象徴し、他施設には真似できない唯一無二の情緒的価値を提供します。

不特定多数のお客様が触れる繊細な空間演出だからこそ、安全性、品質、そして芸術性を兼ね備えた確かな実績を持つプロフェッショナルにお任せください。オリジナルアロマによる戦略的なブランディングを通じて、貴ホテルのブランド価値を最大化し、長期的な顧客との絆を築くお手伝いをいたします。

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高級ホテルの香りに関するよくある質問(Q&A)


Q1. 高級ホテルでは、どのような香りが選ばれていますか?

高級ホテルの香りとして重視されるのは、清潔感・上質感・記憶に残る個性です。

ホワイトティーやシトラス、ヒノキなどがよく用いられますが、本質は「流行」ではなく、ホテルのブランドコンセプトや立地、客層に合っているかという点にあります。

そのため一流ホテルでは、既製の香りではなく、ブランド価値を反映したオリジナルアロマを調香するケースが主流になっています。

Q2. 高級ホテルの香りで、最も重要なポイントは何ですか?

最も重要なのは、誰にとっても安全であることです。

高級ホテルは不特定多数が利用する公共性の高い空間であり、香りの強さや成分によってはクレームやブランド毀損につながるリスクがあります。

そのため、IFRA基準への準拠、空間ごとの適切な濃度設計、成分を科学的に管理する体制が不可欠です。

香りのクオリティが高いことは前提条件であり、安全性こそが高級ホテルの香りを支える土台となります。

Q3. なぜ高級ホテルの香りは、専門会社に依頼すべきなのでしょうか?

高級ホテルの香りは、「良い香りを作る」だけでは成立しません。

空間の広さや動線、換気設備、利用者属性を踏まえた設計と、導入後も品質を維持する運用力が求められます。

プロモツールは、日本人の感性を熟知した調香師と、国産ディフューザーの自社開発、科学的な安全管理体制を併せ持ち、JALをはじめとする一流企業での実績を積み重ねてきました。

失敗の許されない高級ホテルの香りづくりだからこそ、香り・機械・運用を一気通貫で担える専門会社が必要なのです。

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担当:営業部 松岡

 

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執筆者のご紹介

緒方 健介

Kensuke Ogata

プロモツール株式会社  代表取締役社長 同志社大学経済学部卒業、青山学院…

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