「香り見本」を制する者が販促を制する ~販促効果を最大化する「香り見本」の戦略的選び方~

はじめに:香りで購買は変わる

棚に並ぶシャンプーや柔軟剤。あなたの商品だけ香りが薄れていたら…?

「新商品の香りをどう伝えるか」
「テスターはすぐ香りが飛ぶし、交換も大変」
「コストを抑えつつ販促効果を最大化したい」

販促担当者なら、一度はこうした悩みを抱えたことがあるはずです。香りは購買決定の重要な要素。香り見本を戦略的に使うことが、売上に直結します。

店頭で香り見本を試す様子

1. 香り見本とは


香り見本は、消費者に商品を香りで体験してもらうためのテスターです。

  • パッケージを開けずに香りを確認できる
  • 商品の魅力を直感的に伝えられる
  • 購買を後押しする高付加価値ツール

今やドラッグストアやホームセンターの棚では欠かせない存在です。

2. 香りが購買に効く理由:「プルースト効果」


香りはただの匂いではありません。心理学的には「プルースト効果」と呼ばれる現象があります。

  • 特定の香りが過去の記憶や感情を呼び起こす
  • 購入しなくても、後日その香りを思い出して商品検討につながる

香り見本は商品の性能だけでなく、消費者の記憶に残る体験を提供する重要な販促ツールなのです。

香りで記憶がよみがえるイメージ

3. 戦略的な香り見本の選び方:押さえるべき4つのポイント


販促効果を最大化する香り見本を選ぶには、次の4点がカギです。

  1. 印象を残せるか: 香りがフレッシュで、本来の香りを正確に伝えられること。
  2. 香りの持続性: 揮散が早いと頻繁な交換が必要になり、コスト・手間が増える。
  3. 手が汚れないか(UX): 試した時にベタつかず、清潔で快適な体験を提供できるか。
  4. 安全性: お子様が触れても安心。破損や中身の漏出がないこと。

4. 香り見本の種類と比較


香り見本は大きく【ビーズタイプ】【プッシュタイプ】に分けられます。

種類 特徴 持続期間 メンテナンス コスト感
ビーズ(ボトル) 蓋付きで香り揮散を抑制 数週間 ビーズ補充が必要 低コスト
ビーズ(ブリスターパック) 開封不要で手軽 約2週間 パッケージ交換が必要 中程度
プッシュ 押すと香りがシュッと出る密閉型 半年 長期維持で交換少 初期は高め、長期ではコスパ最良

💡 ポイント: プッシュタイプは押した瞬間だけ香りが出るので、フレッシュな香りを長期間キープできます。初期コストは高めでも、交換頻度が少なく済むため、結果としてランニングコストを抑え、最もコストパフォーマンスの高い選択肢となります。さらに、長期間フレッシュな香りを提供できるため、プルースト効果による印象定着も高く、販促効果が最大化されます。

5. まとめ:戦略的な香り見本で販促を制す


香りは購買意思決定に大きな影響を与えます。そのため、香り見本は単に置くだけでなく、戦略的に選ぶことが重要です。

  • フレッシュさ・持続性・UX・安全性の観点で選ぶ
  • 長期間フレッシュな香りを維持できるプッシュタイプは、結果として最もコスパが高く、販促効果も最大化

結論:香りマーケティングの成功は、「いかにフレッシュな香りを戦略的に届けるか」にかかっています。プッシュタイプの香り見本を上手に活用することで、販促効果を大きく引き上げられるのです。

プッシュタイプの香り見本

詳細・お問い合わせはこちらから 
担当:営業部 松岡

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執筆者のご紹介

緒方 健介

Kensuke Ogata

プロモツール株式会社  代表取締役社長 同志社大学経済学部卒業、青山学院…

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