紅茶の香りを「プッシュ」で届ける時代へ:プロモツールの挑戦

香りの豊かな生活を楽しんでいますか?
香りベンチャーのプロモツール株式会社で代表を務める緒方です。

さて、紅茶を一口飲むとき、まず鼻腔をくすぐるのはその豊かな香りですよね。
ダージリンの華やかさ、アールグレイのベルガモットの爽やかさ、あるいはアッサムの芳醇なコク。
私たちは、この香りがもたらす体験によって、その紅茶の魅力を深く感じ取ります。
しかし、店頭で「この紅茶、どんな香りだろう?」と気になっても、実際に淹れてみるまで香りを確かめることはできませんでした。

そんな「香りの壁」を打ち破る画期的なソリューションが、プロモツール株式会社が提供する香り見本「アロマテスター」です。
これまで「香り見本」の代名詞と呼ばれ、主にシャンプーや洗剤といった日用品の売り場で活躍してきたこの香り見本が、この度、大手飲料メーカーの紅茶製品プロモーションに採用されたというニュースは、まさに香りマーケティングにおける新たな地平を切り拓くものです。

本コラムでは、そんな「香り見本」についてご紹介します。

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指先ひとつで広がる香りの世界


アロマテスターの画像

アロマテスターの最大の特長は、アルミ袋を軽くプッシュするだけで、製品の香りを「フレッシュな状態」で体験できる点にあります。
香りの噴出口を11.5mmという小さな穴にすることで、香りが自然に揮散するのを防ぎ、いつでも作りたてのような香りを再現できるのは、まさに熟練の日本有数の調香師たちが在籍するプロモツール 香り技術研究所の賜物でしょう。

考えてみてください。

店頭で気になる紅茶のパッケージを見つけたとき、その場で「アロマテスター」をプッシュすれば、その紅茶が持つ繊細な香りのニュアンスをすぐに感じ取れるのです。
これは、消費者が製品を選ぶ際の「納得感」を大きく高めるはずです。

従来のビーズタイプのように香りが飛んでしまったり、不衛生に感じられたりする心配がないのも、衛生的意識の高い現代の消費者にとって大きなメリットと言えます。

香りのプロフェッショナルが描く未来


プロモツールのアロマテスターは、すでに累計950万個以上の出荷実績を持ち、その効果はヘアケアや日用品業界で実証済みです。

そして今回、紅茶という飲料分野への参入は、同社にとって新たな挑戦であり、同時に大きな可能性を秘めています。

香りは、単なる嗅覚の情報に留まらず、私たちの記憶や感情に深く結びついています。
紅茶の香りをその場で体験できることは、消費者の購買意欲を刺激するだけでなく、その製品に対する愛着やブランドイメージをより強固なものにするでしょう。

プロモツールが目指すのは、単に「香り見本」を提供するだけでなく、香りの力でクライアントの製品の魅力を最大限に引き出し、より効果的なセールスプロモーションを支援すること。
飲料・食品分野への展開を強化していくという当社の戦略は、今後世の中の人々が店頭で出会う製品の選び方を大きく変えていくかもしれません。

次にスーパーやコンビニで紅茶を選ぶとき、もしかしたら、あなたの指先ひとつで、その紅茶の豊かな香りの物語が始まるかもしれませんね。

 

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担当:営業部 松岡

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執筆者のご紹介

緒方 健介

Kensuke Ogata

プロモツール株式会社  代表取締役社長 同志社大学経済学部卒業、青山学院…

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