Aromaで快適な生活「お香」

お香とは?

人類と香りの歴史は古く、「PERFUME」の語源となっている「PER (~を通して)」「FUMUM (煙)」が表すように、香りを焚き占めることから活用していたようです。主に神々への願いや深い感謝のしるしとして、宗教儀式と深く結びついていました。
現在もお寺には香炉にお香が焚かれ、キリスト教の教会の礼拝時には乳香の入った振り香炉が使われています。

しかしお香といっても様々な形のものがあります。

お線香 :言わずと知れた仏壇で仏様に捧げる香りのスティックです。
匂い袋 :香原料を綺麗な布に詰めたお香です。
印香 :香原料を水で練り型抜きで抜いたものです。
煉香 :香原料を調合し、蜜で丸薬に練り固めたものです。
塗香(ずこう) :僧侶や参拝者が心身を清めるために使う塗るお香です。
文香 :お手紙と一緒に封筒に入れておく香りの贈り物です。
インセンス :コーンの形が代表的で手軽なカジュアルなお香です。

お香ここがいいね!

 

お香は宗教的な場面でよく使われてきました。香りのする煙を身にまとって清めたり、厄を払ったり、その香りで精神統一をしたり。
ニオイは脳へとダイレクトに伝わる、という研究結果は現代になってこそようやく解明されてきましたが、心と身体を清める行為として当たり前のように受け継がれていたようですね。

現代人は複雑な生活様式に囚われ、時に自分が自然の一部であることも忘れストレスで病んでしまうことも多いです。
そんな時にはお線香1本でもよいので、焚いてみてはどうでしょう。
揺らめく炎と一筋の煙。日常と違った香りに、背筋が伸びご自分の周りの空気が変わるのを感じることでしょう。

お気に入りの香りキャンドルもおすすめです。揺らめく炎に、甘い香りが気分をリラックスさせてくれるでしょう。
炎が燃えるとき、空気も清浄にしてくれるといわれています。(*火の取り扱いには十分にご注意ください)

 

執筆者のご紹介

リモーネ

Limone

国内外の調香師アシスタントを経て、 香料に携わり気が付いたら早、四半世紀…

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