2025.12.25

当社は2026年1月1日付で、緒方健介が代表取締役兼CEOに就任することをお知らせいたします。
創業者である井上賢一は取締役名誉会長として、ガバナンスおよび経営助言の立場から引き続き経営を支え、新体制のもとで事業と産業の両面での進化を加速してまいります。

香りマーケティング市場を切り拓いた創業者・井上賢一

創業者・井上賢一は、日本では未開の領域であった「香りマーケティング」にいち早く着目し、異業種から香りビジネスへ参入しました。映画『チャーリーとチョコレート工場』のプロモーションを起点に、JALラウンジのオリジナルアロマ、TOHOシネマズMX4Dの香り演出など、香りによる体験価値を社会に実装し、市場そのものを創出してきました。

 緒方健介が進めてきた香り産業の構造転換

一方で、香りの世界は長らく感性や経験に依存した属人的な領域であり、調香師は定義の曖昧な存在として扱われてきました。緒方は、こうした構造そのものを変革すべく、調香師を「感性の担い手」ではなく、再現性・品質・安全性に責任を持つ技術者として再定義してきました。

香りの設計、成分分析、安全性評価、品質検証といったプロセスにテクノロジーとサイエンスを持ち込み、香りをアートや感覚価値の世界から、再現可能で持続性のある産業へと昇華させています。

代表取締役CEO 緒方健介 コメント

「香りは、心地よさだけでなく、再現性と安全性を備えてこそ、産業として持続的に価値を生み出すことができます。

調香師の感性を尊重しながらも、科学とテクノロジーで裏付け、日本発のセントテクノロジーで香りを世界に通用する産業へと進化させていきます。」

 

今後の展望

プロモツールは、香りを単なる演出ではなく、ブランド価値を高める「戦略資産」として提供し続けます。

「あらゆる香りとニオイを創るセントテクノロジーカンパニー」として、日本発の香り技術を世界標準へと引き上げ、香り産業の次章を担ってまいります。

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