皆様、ゴールデンウィークも終わりましたがいかがお過ごしでしょうか?
聞くところによると、長い方で最高9連休だったとか。
それだけお休みがあれば、日本各地はたまた世界中へ旅行が出来ますね。
旅行といえば、旅先などでふと懐かしい香りがして
それにまつわる昔の出来事を思い出す事はありませんか?
香りを嗅ぐ事により、その時の記憶や感情が蘇る事を『プルースト効果』と呼びます。
プルースト、とはフランスの作家のマルセル・プルーストのことで、
その半生をかけて執筆した大作『失われた時を求めて』の中で
語り手が口にしたマドレーヌの味をきっかけに幼少期の家族の思い出が蘇る事から
香りによって記憶等が蘇る事を『プルースト効果』と呼ぶようになった様です。
香りで記憶がフラッシュバックする事は私たちの日常においても
よくある出来事だと思います。
例えば、
・友人がいつも同じ香水をつけていて、街角でその香水の匂いがすると
その友人の事をふと思い出す
…など。
少し専門的な話になりますが、香りは
鼻→嗅上皮→嗅細胞(嗅毛)→嗅球→大脳辺縁系
の順で脳へ到達します。
大脳辺縁系は食欲などの本能的な行動や、喜怒哀楽などの感情を司る所です。
嗅覚はこの大脳辺縁系と直接結びついており、これは五感の中で嗅覚だけが持つ特徴です。
つまり、香りは本能的な行動や感情に直接作用する、と言い換える事が出来ます。
私たちが普段何気なく嗅いで楽しんでいる香りですが、
香りと人間の記憶、情動には密接な関係があったのですね。
どうぞ皆様がもっと生活の中で香りを楽しんで頂けます様に!


