2025.12.05

当社は本年7月に発表した紙製アロマテスター（香り見本）の本格受注を開始いたしました。主流のアルミやプラスチックを使用した香り見本に代わり、香りをしっかり保持しつつ環境に配慮した、全ての主要部材が紙製の製品です。なお、本製品は特許出願済です。

サステナビリティへの貢献が企業価値に影響する中で、企業をさらにサポート 

SDGsへの関心が高まる中、環境配慮は企業価値向上に不可欠な要素です。当社のステークホルダーからも「脱プラスチック」への要請が増えており、「環境に配慮したアロマテスターはないか？」というお問い合わせを多数いただいたことが、開発のきっかけとなりました。

本製品を選択肢として提供することで、企業のサステナブルな取り組みをサポートし、ブランド価値向上にも貢献できます。すでに複数企業からお問い合わせをいただいております。 

香りは技術と品質で支えるコミュニケーションツール 

当社はこれまで、JALエグゼクティブラウンジをはじめ、高級ホテルや商業施設での空間演出や香りグッズのOEM開発で多数の実績があります。今回の全紙製アロマテスターも、香り技術研究所による調香・含浸・素材設計を一貫して行う体制のもと、IFRA基準に準拠した安全性と高品質な香料設計（※2）で、購買時の意思決定を支える香りコミュニケーションツールとして提案いたします。

今後も安全かつ高品質な香料設計を基盤に、環境への配慮も意識した香りによるブランディング・マーケティング支援を強化してまいります。

※2 当社の香料は、IFRA（国際香粧品香料協会）およびRIFM（香粧品香料原料安全性研究所）の厳格な基準に基づき開発されており、安全性が確認されています。IFRAスタンダードは、毒性学・薬理学・皮膚科学などの中立な専門家によって設定され、世界の有力香料会社がこれに従って香料の選定・配合を行い、ブレンドの安全性を担保しています。

 

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